アフィリエイトの確定申告
アフィリエイターは基本的に個人事業主として考えらます。
専業であれば間違いなく個人事業です。
また、サラリーマンが副業で行っている場合は、副業の収入が20万円以上なら、確定申告の必要があります。
但し、主婦や無職の人が「小遣い程度」のアフィリエイト収入を得たからといって、これは必ずしも事業収入にはなりません。
場合によっては内職者と同等に扱われ、内職控除である65万円まで経費として利用できる場合もあります。
また、収入が少ない時には事業所得ではなく「雑所得」として扱われます。
アフィリエイトの収入も色々で、自分のブログやサイトに商品や商材・教材の紹介を掲載して、その商品等が自分の紹介で売れた場合に、その数%、もしくはあらかじめ決められた額を報酬としてもらう方法や、クリックしてもらうだけで収入となるものなど多種多様です。
更にメールマガジンを自分で発行して、その読者に商品等を紹介するといった手法もあります。
個人事業という観点では、アフィリエイターはフリーランスと似ていますが、フリーランスはほとんどの場合、概ね10%程度の所得税が源泉徴収された報酬をもらっているのに対して、アフィリエイターは一切税金を引かれていないので、税金を払う必要がある規模の収入のある人は、必ず自ら確定申告しなければいけません。
フリーランスの人は、報酬をもらった時点で税金を納めているので、場合によっては確定申告をしなくても、単に税金が戻ってこないだけという人が大半を占めますが、アフィリエイトの場合は、税金を1円も払ってないため、収入の額によっては脱税の疑いで税務調査が入る恐れが十分にあります。
特に、最近はその傾向が顕著ですので、身に覚えのある人は高を括らずに、きちんと申告・納税するのが得策です。
by 小松原会計
杉並確定申告支援センター案内
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